PSYPROD Audio · キック・シンセ

DaKick

サイトランス・プロデューサーが設計した、フェスのサウンドシステムで戦えるキックのためのシンセ。ピッチの変化からテールの最後の1周期まで、キックのすべての段階を手で描き、目で確かめられます。

DaKickのPITCHタブ:実際のキック波形の上に手描きしたピッチカーブ、横に鍵盤、シアンのフェーズピン

プライベートベータ  |  選ばれたテスターには無料ライセンス  |  macOS:AU · VST3  |  Windows:VST3  |  正式リリース2027年

DaKickを作った理由

2002年からサイトランスを作ってきましたが、フェスのシステムでは、キックが曲全体を支えています。長年の経験からわかったのは、キックの問題の多くは音作りそのものではなく、位相にあるということです。ブーストした低域がキックの終わるべき場所を越えて響き続けたり、テールが周期の途中で切れてベースとにじんでしまったり。

だからDaKickは、シグナルフローから設計しました。EQやフィルターなど、波形の位相を変えるすべての処理を最終段のアンプ・エンベロープの前に配置。最後に決めるのは常にエンベロープなので、キックを終わらせた位置を越えて響くものはありません。さらに位相はなめらかに、無段階で調整できるので、キックとベースラインを合わせる作業が、手探りではなく、すばやく正確な作業になります。

そしてクリエイティブな面。ウェーブテーブルのポジションとミックスは、それぞれ独自のエンベロープで動かせるので、トランジェントのデザインはもちろん、これまで聴いたことのないキックのボディまで作り出せます。SerumやVitalのウェーブテーブルを読み込めば、可能性はさらに広がります。DaKickは、私が自分のスタジオで欲しかったキック・シンセです。

— Samy (CPU)

フェーズピン

すべての画面に表示されるシアンの線がフェーズピンです。キックの中の好きな瞬間を選ぶと、フィルターやEQ、ウェーブテーブルが入っていても、DaKickが波形をちょうどその位置でゼロに交差させます。推測ではなく、実測です。

つまり、キックのテールが狙った位置でクリーンに終わり、続くベースラインときれいにつながります。クリックも、中途半端な半周期も、低域でのぶつかり合いもありません。

サウンドチェーン

MIDIノートひとつで、キックがひとつ鳴ります。音は7つのステージを通り、すべてのカーブの後ろには実際の出力波形が表示されるので、見たとおりの音が鳴ります。

オシレーターとウェーブテーブル

純粋なサイン波に、必要に応じてウェーブテーブルをブレンド。16種類の内蔵テーブルは、定番の8種類と、キック専用に設計した8種類(Squish、Whip、Zipper、Slime、Juiceなど)。キック用テーブルはどれも基音をしっかり保つので、ボディが消えることはありません。

SerumやVitalのウェーブテーブルも読み込め、プリセットと曲の中に保存されます。ウェーブテーブルのミックスとポジションは、それぞれキックの長さに沿って描いたカーブで動かせます。

DaKickのOSCタブ:キック用ウェーブテーブル「Squish」と、フレームを移動するポジションカーブ

ピッチ、EQ、フィルター

ピッチの変化は最大16ポイント、区間ごとにカーブを付けて描けます。横の鍵盤を見ながら、ノートやテンポのグリッドにスナップできます。

画面上で直接ドラッグできる4バンドEQは、周波数がノートにスナップします。

ハイパス・ローパスフィルターは倍精度演算で完全にトランスペアレント、しかも3 Hzまで下げられます(12/24 dB/oct、レゾナンス付き)。最終エンベロープの前に配置されているので、フィルターをかけたキックの展開も100%位相がロックされたまま。これまでは、完璧なキックを作っても、ブレイクダウンでフィルターをかけた途端に位相がずれて、テールがにじんでしまうのが制作上の悩みでした。DaKickなら、キックのフィルタリングはすべてプラグインの中、最終エンベロープの前で完結します。

DaKickのEQタブ:キック波形の上に表示された4バンドEQ

アンプ、出力、リミッター

最大16ポイントのカーブ付きアンプ・エンベロープで音量を形づくり、調整可能なエンドフェードでテールのクリックを防ぎます。

ピークノーマライズで、どのキックも出力レベルぴったりにピークを合わせます。オプションのレイテンシーゼロのブリックウォール・リミッターは0 dBFSを超えることがなく、オフにすれば出力には一切手を加えません。

DaKickのAMPタブ:キック波形の上に描いたカーブ付きの音量エンベロープ

サウンドを聴く

DaKickで書き出したキックのサンプルを近日公開します。

プリセットとワークフロー

音作りだけでなく、楽曲制作のために。

DaKickのPRESETSタブ:プリセットフォルダ、キーと長さが表示されたファクトリーキック、プレビューカード

11種類のファクトリーキック

CPU自身のキック(CPU 808 Sub、CPU Kick G-Spot、CPU Kick Psy F、CPU Tek 1、CPU Tek House 1、Old Goa)を含む11種類。今後さらに拡充予定です。

自分だけのフォルダ

Psy、Full On、Hard Techなどのフォルダを作り、キックをドラッグで整理。フォルダはディスク上の実際のフォルダです。

キーの表示

各プリセットにキーを表示。手入力、またはピッチカーブの終点から自動検出され、曲に合うキックをすぐに選べます。

テンポ同期の長さ

長さはミリ秒で指定するか、1/32〜1/1でテンポに同期。曲のBPMに合わせてキックが変わります。

ワンクリックでWAV書き出し

フィルターやリミッターも含め、キックを24bit WAVで書き出せます。

キートラックとベロシティ

ルートノートを基準に鍵盤全体でキーに合わせて演奏でき、ベロシティにも反応します。

スナップとズーム

ノートとテンポのグリッドにスナップ。トラックパッドのピンチ、Cmd+ホイール、タイムルーラーのドラッグでズームできます。

プレビューカード

読み込む前に、キックの形と情報(長さ、ピッチの変化、キー、ウェーブテーブル)を確認できます。

35のオートメーション対応パラメーター

PSYPRODカラーのリサイズ可能なウィンドウ。各タブに(i)ヘルプボタン付き。

仕様

  • 3 Hzまで対応する倍精度ハイパス/ローパスフィルター
  • macOS:Audio Unit・VST3、Apple Silicon・Intel(ユニバーサル)、macOS 11以降
  • Windows:VST3
  • モノラル出力 · 24bit WAV書き出し
  • 16種類の内蔵ウェーブテーブル · Serum/Vital形式のウェーブテーブル読み込み
  • 11種類のファクトリーキック · 35のオートメーション対応パラメーター

プライベートベータについて

DaKickは現在、テストとデバッグのためのプライベートベータ中です。枠には限りがあり、すべての応募を私が直接確認します。

  • 下のフォームから、あなたの楽曲のリンクを添えて応募してください。
  • 選ばれた方には、ベータ版のダウンロード方法をメールでお送りします。
  • 実際のプロジェクトでDaKickを使い、バグや感想をお知らせください。
  • 2027年の正式リリース時、参加した20〜30名のテスターにDaKickの無料ライセンスをお贈りします。

DaKickベータに応募する

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